「カナダのホームステイで「最悪」って検索で出るけど大丈夫かな?」「初めてのホームステイはどんなだろう?」
ホームステイへの不安が少しでも軽くなるように、カナダのホームステイのリアルをお伝えします。
日本での生活や常識に比べてしまうと「最悪!」と言いたくなることが多くなってしまいます。「こんなものかな」と異文化を受け入れられる心構えが大切です。
- カナダのホームステイは最悪なのか?
- ホームステイに向いている人、向いていない人
- ホームステイの相場、契約内容
- ホームステイの探し方
事前にカナダのホームステイの様子を知っておくことで準備ができ、ホームステイを楽しめるようになります。ぜひ参考にしてみてください。
カナダのホームステイは最悪なの?

結論として、カナダのホームステイは「最悪ではありません」が「過度な期待は禁物」です。日本の「おもてなし文化」をカナダに来たら忘れましょう。私達は日本で普段から「ハイレベルな、おもてなし」を色々な所で受けています。それを基準としてホームステイに期待すると、かなりがっかりします。
ホームステイは「ホテル」ではありません。ホームステイ代を払っていますが、お客様扱いはされません。遠い親戚の家に泊まりに来た感覚・距離感を想像してもらえると良いです。ホームステイ代もタダでずっと泊まるのも悪いから「家賃+少しだけ払いますね」という値頃感です。
ホームステイ代の相場
ホームステイ代は18歳以上の大人で1泊50ドル前後(1ドル107円換算で5,350円)です。この値段で1日3食、バストイレ付のホテルに宿泊するとしたら幾らか考えてみてください。バンクーバーのホステルでは食事なしでも1泊100ドル位はします。
ホームステイは割安ということが分かってもらえると思います。上記を踏まえて以下を読んでいくと、実際のホームステイの様子が想像できると思います。
最悪、失敗なホームステイとは?

「最悪なホームステイ」「ホームステイに失敗した」これらの定義を考えてみたいと思います。
ホームステイの契約内容には「食事の提供」はありますが、食事のメニューの規定はありません。ですから、食事面でメニューや味などが「最悪」と思うケースもあります。さらに、日本で家族団らんの生活に慣れていない人であれば、カナダでのファミリーとの団らんが苦痛に感じるかもしれません。もちろん、逆に楽しいと思える人もいます。
「食事はイマイチだけれど」「英語は流暢ではないけれど」「親切だから良いや」とホームステイを気に入る場合もあります。「当たりのホームステイ」に、どうせなら当たりたいと思うことでしょう。実際のところホームステイは相性によるところが大きいです。
「思っていたのと違う」などの不満を感じた場合、少しだけ自分から歩み寄って様子を見てみましょう。我慢をしてくださいと言っているのではありません。話し合うことも大切です。それでも「違う、我慢ができない」と思ったら、できるだけ早くホームステイ紹介者に相談しましょう。
実際の具体例と共に考えていきましょう。
あまり期待しないほうがいい具体例
留学生の方から聞くホームステイの不満は主に以下の4つです。
- 食事がひどすぎる
- 英語を話さない
- ホームステイ家族と相性が合わない
- 生活環境
それぞれ具体例をあげて説明していきます。
食事がひどすぎる
食事は全般的に質素です。夕食はピザでもカナダではあり得るメニューです。ランチがサンドイッチだけ、夕飯の残りというのも普通だと考えます。白米でも細長い形状のジャスミンライスで口に合わない、肉ばかりで野菜がでないという不満もありました。
食生活に文化や各家庭の傾向が出てしまうのですが、食事はアジア系のホームステイの方が白人家庭より口に合うようです。逆に量が多すぎて「太ってしまって困る」という悩みを持つ留学生もいらっしゃいます。

チャーハンなどに使用されます。
英語を話さない
家族や親せきが集まると「英語を話さない」という事例もあります。たまたま長期滞在で来ている「おじいさん、おばあさん」が全く英語を話さないという相談も、よく受けました。
英語を話せないというより「疎外感を感じている」ことの方が不満の原因になっているように思います。
ホームステイ家族と相性が合わない
歩み寄ろうとしても仲良くできないと感じた場合、その感性を信じてホームステイを最短で退出しましょう。誰も悪くはなく相性が悪かっただけです。留学の期間はあっという間なので気持ちを切り替えていきましょう。
生活環境
以下のように生活環境が合わないケースもあり「思っていたのと違う」といった不満が出ることがあります。
- 子供がうるさい
- 就寝時間が早い
- シャワー時間が5分と限定される、朝か晩だけと限定される(お風呂に浸からないのは、カナダでは一般的)
- 洗濯は週に1回
- 門限がある
- 半地下で暗いのが耐えられない
こうした環境のギャップでも不満が出やすいので、事前に理解しておくことが大切です。
ホームステイに向いている人・向いていない人

学校などの寮ではなくホームステイに興味を持ったものの、自身がホームステイに合っているのか不安かもしれません。そんな方のために、ホームステイに向いている人・向いていない人の特徴をピックアップしてみました。
向いている人
向いている人は以下のとおりです。
- Yes/Noの意思表示が、できる人
- 話そうとする人
- 協力的な人
全く英語ができなくても黙らずに伝えようとする姿勢は、とても大切です。自身の英語の練習にもなりますし、ホームステイ側も留学生が何をしたいのか、どうしたのか全く分からないからです。
「お金を払っているのに庭掃除を手伝ってと言われた」などの態度でいると、ホームステイ側も心を開く気にはなれません。時間に余裕があれば協力してみましょう。断る際は「宿題がある」「疲れているから休みたい」などの理由を伝えて断りましょう。
向いていない人
向いていない人は以下のとおりです。
- 働いている人
- 食事に、こだわりのある人
- 外出、外食が多い人
- 喫煙者
自分の生活スタイルが確立しており、ホームステイ先に寝に帰るだけの人の場合、ホームステイをするにしても短期にした方が良いでしょう。
自分に合うか分からないけどホームステイしたい人の解決策
ホームステイを申し込む際には期間を1ヶ月か2ヶ月にしましょう。その間に次のホームステイ、またはシェアルームを探しましょう。
ホームステイのプランや相場など

ホームステイの一般的なプランや相場について、6つのポイントから解説します。
- 4週間のホームステイ代の目安
- 例外で用意できるプラン
- 未成年のホームスティ代
- 延長はできるのか
- ホームステイの場所
- ホームステイキャンセル
1. 4週間のホームステイ代の目安
ホームステイ代は「4週間分」と「1ヶ月分」の2通りの計算方法があります。最近は1ヶ月で計算するホームステイはあまりなく4週間で計算します。
日付のカウント方法
1ヶ月の場合は、6月6日にホームステイに到着したら7月5日までが1ヶ月です。もう一つ例を挙げます。2月は28日か29日ですが、2月1日から2月28日まで滞在した場合は1ヶ月です。
4週間=28泊とお考えください。土曜日に入居したら4週間後の土曜日まです。退去当日は、午前中に退去するのが一般的です。土曜日に入居して日曜日の午前中退去とする場合もあります。
料金
支払いは前払いです。4週間で1,200ドルから1,500ドルが相場です。6月から9月の夏の時期にかけてホームステイ代が1-2割高くなります。1週間300ドルで計算しますが、4週間未満の滞在は割高になる場合もあります。1ヶ月で計算する場合は、1ヶ月1000ドル〜と4週間に比べて割安です。
2. 例外で用意できるプラン
追加料金が発生する場合もありますが、以下のような希望を選べるホームステイプランを用意している学校や留学エージェントもあります。
- 食事を朝と晩の2食だけにする(通常3食ですが3食の値段より4週間で$60位割引)
- 個室を友人や兄弟・親子と一緒に使用する(4週間で1人$100位割引)
- 専用のバスルーム(4週間で$600位追加料金発生)
追加料金を払っても見つからない場合も多いですが、できるだけ早めに申し込んでおくと見つかる可能性が高くなります。
3. 未成年のホームステイ代
18歳未満の未成年を受け入れる場合、成人より1-2割高くなります。未成年を監督する義務が発生するためホームステイ先の負担が大きいからです。
4. 延長はできるのか
ホームステイに空きがあれば延長はできます。既に次の生徒が来る予定が決まっている場合などは延長できません。延長の希望がある場合は、できるだけ早くホームステイ先に聞いてみましょう。
延長希望を退出日の2週間前までに伝えるよう決められていることが多いです。申込時に確認しましょう。1泊からの滞在も可能ですし、1週間、4週間と区切りのよい滞在期間でなくても「4週間と2泊」などの滞在もできる場合があります。
5. ホームステイの場所
ホームステイの場所についてですが、学校のある場所からバスや電車を利用して1時間くらいです。
コロナ禍の影響で家族が在宅勤務になったホームステイも多く、生徒に提供していた部屋を仕事部屋にしています。お年寄りや小さな子供がいる家庭の場合は、まだ少し留学生の受け入れは様子をみたいと考えている家庭も多いため、ホームステイが不足しています。
そのような影響で、ホームステイの場所は電車やバスで通える広範囲になっています。赤い丸の範囲内くらいとお考えください。

6. ホームステイキャンセル
申し込んだ先のキャンセル規約は、それぞれ違いますので必ず確認しましょう。ホームステイに滞在中に途中でキャンセルをしたい場合、直前のキャンセルは返金が無い場合があります。
ホームステイ代に含まれているもの

ホームステイ料金で提供される8つのサービスについて説明します。
- 食事について
- 学生専用の個室
- トイレ
- シャワーについて
- 洗濯機・乾燥機について
- 電話について
- Wi-fi接続
- 掃除道具
食事について
食事についてのポイントや注意点は以下のとおりです。
- 土日、祝日も3食ついている場合と、平日は朝食と夕食の2食の場合があります。契約によって違います。
- 朝食・昼食はホームステイにある食材を使って自分で用意することが普通です。たまに夕食も自分で用意するようお願いされることもあります。 いつも料理が出来上がった状態で出されるわけではありません。
- カナダの食事は冷凍食品を使用することや、食べ物を多めに作って冷凍して後から温めて食べる事もあります。
- 夕食は通常6時頃ですがホームステイによって違います。夕食の時間を確認しましょう。
- 夕食がいらない場合は、必ず知らせましょう。夕食の少なくとも2時間前には(夕飯を作り始める前に)知らせましょう。
- 遅くなるけれどホームステイ先で食べたい場合も伝えておけばとっておいてくれます。
- ホームステイファミリーと外食に行く場合は、各自が支払うのが一般的です。食事代が幾ら位になるか聞いて、払えないと思ったらホームステイ先に遠慮なく言って構いません。ホームステイ先が支払ってくれる場合は、遠慮なく連れて行ってもらいましょう。(「Thank you」は忘れずに伝えましょう。)
- What time is dinner time?(夕食は何時ですか。)
- I don’t need dinner tonight. (今日の夕食は要りません。)
- I will be late tonight, but I’d like to have dinner at home. (遅くなりますが、夕食は家で食べます。)
- How much would it cost?(ディナー代は幾らかかると思いますか。)
- I can’t afford it. (私にはそれは高すぎて行けません。)
学生専用の個室
個室には、以下の家具や寝具が提供されます。
- ベッド
- シーツ
- 毛布または布団
- 机
- 椅子
- 勉強用ライト
- タンスまたはクローゼット
家族、留学生と共用のトイレ
トイレは個人専用でないこと、シャワールームと一緒になっている場合がほとんどです。
シャワーについて
ホームステイ先によって細かなルールが違います。シャワーを浴びる時間・複数バスルームがある場合は、どのバスルームを使用して良いかなど確認しましょう。
シャワーの注意点
カナダの一般家庭はタンクに貯めて水やお湯を使用するので、毎日ゆっくりお風呂につかることはほとんど無く、大体10分以下のシャワーで済ますようにします。
- When can I take a shower? (シャワーはいつ浴びたらよいでしょうか。)
- How long can I take a shower?(何分位シャワーを浴びてもいいですか。)
洗濯機・乾燥機について
ホームステイ先では、洗濯は週に1回が普通です。ホームステイ先によって、いつ・誰が洗濯ができるのか(ホームステイ先の人が洗ってくれるのか、自分でするのか)違うので確認しましょう。
自分で洗いたいものがあれば、あらかじめ知らせましょう。洗濯物を干したい場合も干して良いか、良い場合どこに干して良いのか聞きましょう。
- When do you do the laundry? (洗濯はいつするのですか。)
電話について
ホームステイ先の固定電話を借りたい場合です。自分の携帯電話番号を持っていたりスマホでLineアプリなどで家族や友達との連絡手段が一般的で、あまり無いと思いますが念のために説明します。
固定電話はバンクーバー市内通話は、毎月の基本料金で無制限で話すことができます。ホームステイ先に一言断ってから使用する場合、通話料金を心配せずに大丈夫ですが用件だけを話すに留め長電話は避けましょう。
ホームステイ先の就寝時間に合わせ夜遅い時間の電話やLineなどの会話は、よほどの緊急でない限り控えるようにしましょう。ご自身の家族や友達にも知らせておくようにしましょう。
Wi-fi接続
Wi-fi接続は、どのホームステイでもあると考えて頂いて大丈夫です。宿題のリサーチや提出・仕事探しなど、インターネットへの接続は不可欠なためWi-fi接続状況を確認しましょう。
掃除道具
自分の部屋の掃除は自分でします。掃除機など掃除用品はホームステイ先から提供されます。
ホームステイのために自分で用意するもの

持って行った方が良いもの・ホームステイへの、お土産について説明します。
自分で用意するもの
キャリーケースなどのイメージが付きやすい物以外で、細かい部分を書いていきます。あると便利な衛生用品を中心に紹介します。足りないものは貸してもらったり、現地で購入しましょう。
- シャンプー、リンス、トリートメント
- ドライヤー
- バスタオル、フェイスタオル
- 歯ブラシ、歯磨き粉
- 洗顔剤、ボディソープ
- 爪切り
- コンタクト、洗浄液
- 洗濯物を貯めて入れておくバッグ
- USBケーブル
- モバイルバッテリー
- パソコン
- スマホ
- 充電器
- 運動靴
- 室内履き
人によって用意するといい物
- クレンジング、化粧品
- ヘアブラシ
- 生理用品
- 髭剃り、整髪料
お土産
ホームステイへの、お土産は特に必要ありません。持っていく場合でも、お土産は千円以内で納まるようなもので十分です。
お土産は、神戸の「お菓子」と「日本のちりめん」でデコレーションされた手鏡でした。「持っていって良かった!喜んでくれたし、はじめから空気がゆるくなった気がします!」と仰っていました。
お子さんがいるホームステイではキャラクターものの玩具や、お菓子が受けが良いようです。お子さんが口にするものに敏感なご家庭もあるので、お菓子も沢山ではなく少しにしましょう。大人向けの場合は、和物の手ぬぐいはどうでしょうか。人形などの置物などは止めたほうがいいです。
ホームステイにお土産を持って来なかったことを後悔した場合は、ホームステイを退去する際に「お礼を書いたカードを置いていく」「カードと一緒にチョコレートを置いていく」などで感謝の気持ちを表したら良いと思います。
ホームステイを楽しく過ごす為のヒント

ホームステイを楽しく過ごすために4つポイントを挙げます。
- お互いを尊重しあう
- カナダの法律を遵守し文化を尊重する
- ホームステイ先の家庭のルール・エチケットに従う
- なんでも話したり聞いてみる
それぞれ説明していきます。
お互いを尊重しあう
多国籍な文化が混在しているカナダでは、お互いを尊重することが大切です。そのため民族・人種差別の問題に敏感です。そのような発言は絶対に謹しみましょう。民族・人種を理由にしたホストファミリー変更のリクエストは法的な側面もあり、絶対に受け入れられません。
カナダの法律を遵守し文化を尊重する
違法行為は絶対にダメです。カナダで合法でも、場合によっては各家庭でNGとしていることもあります。ましてや皆さんは、日本の法律に海外でも従う義務があります。
ホームステイ先の家庭のルール・エチケットに従う
ホームステイ先には、それぞれのルールがあります。ルールを守る他に、例えば「食事がいるかどうか」「行き先と帰りは何時になるか」を伝えましょう。行き先や帰りの時間などは防犯上の面からも、ホームステイ先に心配を掛けないように伝えておくことが大切です。
「お金を払っている、お客」ではなく、自分の部屋の掃除・食事の準備・後片付けなどの手伝い、自分が使用するバス・トイレは自分できれいにするようにしましょう。家族の一員のつもりで、お互いを尊重しましょう。
なんでも話したり聞いてみる
わからないことは何でも、どんなことでも聞いてみましょう。黙っていては何も解決しません。文化背景や生活様式の違いからくる誤解、英語でのコミニュケーションが上手く行かなくて生ずる誤解は、どうしても起こってしまいます。
常識的に考えて「おかしいな、嫌だな」と思ったら「カナダでは、そうなのかな」と1人で考えずに誰かに話してみましょう。
そして会話の準備をして「こんなことを話してみよう」「どうやって伝えようか」と通学の行き帰りなどに考えてみるのも英語の上達のひとつです。ホームステイ側も毎日「今日はどうだった?」と聞くよりも話題を持ってきてもらえると助かるみたいですよ。
ホームステイの探し方と注意点

ホームステイの探し方には以下のような方法があります。
- 学校経由
- 留学エージェント
- 知り合い
- 自分で探す
それぞれの注意点と合わせて解説します。
学校経由(オススメ)
学校経由でホームステイの手配ができるので安心です。ホームステイの手配ができる学校が大半で、料金も学校に支払います。学校のホームステイ申込みフォームにホームステイ開始日、退去日、アレルギー有無などの質問事項を記載し提出します。
追加申し込みや返金がある際も学校を通して行うため、金銭のやり取りをホームステイと直接する必要がありません。学校が仲介者として入ってくれているため自分でホームスティと何かあった際に交渉する必要がないのもメリットです。
ホームステイの変更に関しても学校のホームステイ担当者と話をして変更が認められた場合、他のホームステイを手配してくれます。移動時期に関しても話し合いの上で決定されます。学校通学期間が終了した場合は学校手配のホームステイに継続して滞在することは難しいです。ホームステイ紹介料として250ドル前後を最初に支払います。
留学エージェント(オススメ)
留学エージェント経由でホームステイの手配もオススメです。学校手配のホームステイと方法、メリットは同じです。
ホームステイの滞在期間に関しては、留学エージェントが手配した学校が終了するまでとする場合、カナダに滞在する間とする場合などと違うため留学エージェントに確認しましょう。ホームステイ紹介料として250〜500ドルを最初に支払います。
知り合い
知り合いからホームステイを紹介してもらう方法です。以前に留学していた人にホームステイ先を紹介してもらう、カナダにいる知り合いにホームステイ先を探してもらうなどが具体的に考えられます。
ホームステイはお金のやり取りの発生する契約です。何か起きた際や、ホームステイとのやり取りの中で「知り合い」が、どこまで責任を負ってくれるかが曖昧になりがちです。「紹介してもらえるだけで有難い」「知り合いの紹介だから安心」という気持ちになってしまい言いづらいという気持ちも生まれます。
途中で知り合いの方が面倒になり断ってくる場合が非常に多いです。また急きょ紹介していたホームステイ側が断ってきたというケースも良く聞きます。知り合いとの関係が壊れてしまうリスクがあることも理解しておきましょう。
自分で探す
一番オススメできないのが「自分でホームステイ紹介会社やインターネットの掲示板で探す」方法です。英語でのやり取りになるため英語が初心者の場合、契約内容や確認事項の確認が難しいです。
その他のことも全て自分とホームステイ先の交渉になるため負担が大きいため、自身で納得したホームステイを探したい場合を除いてオススメしません。トラブルの種になる可能性が高くなるので・・・

それでもオススメしたいホームステイ

カナダのホームステイ生活では、日本との違いや異文化体験をすると思います。まずはその違いを受け入れて楽しんでみてください。経験した人にしか分からない何かを感じることが留学の意義につながります。
ホームステイの希望を伺うと「土日も一緒に出掛けて、団らんの時間があって、夕飯も家族一緒で食べて、食事が美味しくて、英語が第一言語で、英語を教えてくれて、学校に近くて、親切な家庭」と返ってくることがあります。ですが、現実問題としてホームステイ側が期待に応えられないと断る場合もあるでしょう。理想通りにいかない中でも、いかにホームステイを楽しめるかが大切です。ですから、過度な期待をせずに。あらゆる状況を「学びの場」として捉えるのがオススメです。
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