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【プロ解説】カナダ留学に必須&便利な持ち物と選定ポイント

カナダ留学持ち物・サムネ

「カナダ留学に何を持って行ったらいいのか分からない」と、お困りのあなたに、ぜひ読んで頂きたい内容です。

カナダへの留学は素晴らしい冒険ですが、持ち物の準備をしっかりと行うことで留学への不安を減らせます。このブログでは、カナダ留学に必要な持ち物について詳しくご紹介します。

どのような服装が必要か、どの勉強道具が便利か、そして忘れてはいけない重要な書類についても、お話します。あなたがカナダ留学に何を持ってきたらいいかを決める手助けが、このブログを読むことで、できます。

この記事を読んで分かること
  • カナダ留学のための持ち物リスト一覧
  • カナダ留学への各持ち物の注意点
  • カナダ留学生活で持ってきたら便利なアイテムリスト

「カナダ留学に何を持って行ったらいいのか分からない」という悩みを抱えている皆さんへ、お役立ち情報をお届けします。

目次

カナダ留学に必須の持ち物リスト・11選

カナダ留学持ち物リスト

カナダ留学必須の11個の持ち物リストを以下に挙げます。

  • スーツケース
  • パスポート
  • クレジットカード
  • 海外保険証明書
  • 航空券 (Eチケット)
  • ビザ発給許可証 (POEレター)
  • 電子渡航認証 (eTA)
  • 学校の入学許可書 (LOA, Letter of Acceptance)
  • 現金 (日本円・カナダドル)
  • 英文残高証明書
  • 滞在先などの連絡先

入国審査時に迅速に提出できるよう持参し、現金と一緒に手荷物に入れて保管してください。

それぞれの原本をフォルダーに1つにまとめて保管します。原本とは別にコピーを印刷・クラウドにも控えを上げて携行しましょう。

それぞれ説明していきます。

スーツケース

スーツケースは航空会社の規定の大きさを用意することが大切です。適切なサイズを選び、十分な収納スペースを確保しましょう。

耐久性があり、軽量な素材で作られたものがおすすめです。内側に仕切りやポケットがあると整理整頓が簡単になり、長期間の滞在に便利です。車輪がスムーズに動き、取っ手がしっかりしていることも重要です。そして鍵付きのスーツケースの場合、鍵を忘れずに持ってきましょう。

スーツケースの選び方については、下記の記事を参考にしてみてください。

パスポート

パスポートは最も重要な文書の一つで、留学準備の第一歩です。パスポートの有効期限が留学期間をカバーしているか確認します。必要であれば新しいパスポートを取得しましょう。

パスポートのコピーを複数枚作成し、重要な文書と共に安全な場所に保管しましょう。紛失や盗難から保護するため、デジタルコピーも作成し、オンラインでアクセスできるようにしておくことも忘れずに行いましょう。留学においてパスポートは、あなたの安全と自由を保障する大切な要素です。

クレジットカード

カナダ留学の必需品として、クレジットカードは絶対に持っておくべきアイテムです。クレジットカードは予備も含めて2枚持って来ると安心です。

クレジットカードは現金を持ち歩くリスクを軽減し、支払い・予約・オンラインショッピングが簡単にできる便利な手段です。ただし、海外利用手数料・為替手数料・引き落とし日に注意が必要です。事前に銀行やクレジットカード会社と連絡を取り、手数料や限度額を確認しましょう。

海外保険証明書

カナダ留学の際、絶対に忘れてはならない持ち物の1つが海外保険証書です。英文でも用意しましょう。この証書は、急な病気やケガ、その他の緊急事態に備えて非常に重要です。カナダでは医療費が高額だからです。

その他に万が一、盗難・破損等にあった場合にも備えて加入しておくことを、おすすめします。保険の内容や有効期間をよく理解し、必要な医療サービスを受ける際に提出することができるようにしておきましょう。

航空券 (Eチケット)

航空券 (Eチケット)は留学の出発点です。デジタルな予約証明書で旅程詳細と乗車券が含まれ、スマートフォンやタブレットで表示できます。入国審査や搭乗時に確認される場合もあります。デジタルまたは印刷物の両方で携帯し、万が一のトラブルに備えましょう。

ビザ発給許可証 (POEレター)

ビザ発給許可証 (POE レター)はパスポートと一緒に必ず必要な書類です。 入国審査で提示できるように保管し、失くさないように気をつけましょう。POEレターはカナダ到着時に、学生ビザ・ワーキングホリデーやCo-opなどのワークビザを発給してもらう際の引換え証のようなものです。観光ビザの人は不要です。

ビザ発給許可証は、申請時に正確で完全な情報を提供することが重要です。またビザ発給後は期限を守り、必要な更新手続きを怠らないように注意しましょう。

ビザの期限切れや不備があると、滞在に問題が生じる可能性があります。ビザに関する詳細情報は、カナダ公式移民省ウェブサイトで確認しましょう。

電子渡航認証 (eTAナンバー)

Jから始まる9桁の数字がeTA番号です。カナダに6ヶ月以内の短期滞在の場合は電子渡航認証(eTAナンバー)を、あらかじめ申請します。オンラインで申請し通常、数分で承認されます。eTA申請時に登録した有効なパスポートと、eTA番号を控えてカナダに入国します。

eTA申請の確認はカナダ移民省よりメールで受け取るのでメールを大切に保管し、印刷もして持参しましょう。観光ビザの代替として利用できます。

予定を変更して6ヶ月以上カナダに滞在する場合は、目的にあったビザを選び、適切なビザ申請をすることが大切です。

学校の入学許可書 (LOA, Letter of Acceptance)

学校が発行する入学許可書は、学生ビザの場合、入国審査で必須です。観光ビザなどの場合でも、カナダでの予定活動を説明する際に役立ちます。

学校が提供した書類一式(入学許可書・Co-opレター・初日の案内・授業料領収書など)を印刷して持参しましょう。また、これらの書類はデジタルで保管しておくことも重要です。

現金 (日本円・カナダドル)

日本円とカナダドルは約5万円づつを目安に持って来ましょう。カナダ留学に際して現金を持参することは重要ですが、大金は持ち歩かず、安全な方法で管理しましょう。

日本円をカナダ到着後に両替商で、カナダドルに両替することもできます。日本で両替するよりカナダで両替した方が両替率は良いです。現金は緊急時のために持っておくべきですが、長期留学の場合は現地で銀行口座を開設したり、国際キャッシュカードなどを活用して留学を楽しむことが賢明です。

カナダに現金は幾らまで持って来れるの?

上限はありません。但しカナダドルで1万ドル以上の金額をカナダに持ち込む場合は申告が必要です。カナダドルの現金と同等とみなされるのは以下の4つです。

  • 小切手
  • 債券
  • 外国通貨(例:日本円)

申告を怠った場合には押収された金額の5%~50%を、罰金として支払わないとなりません。申告されない大金は犯罪・マネーロンダリング(資金洗浄)・テロの資金調達などを疑われるので注意が必要です。

詳しくは 下記のホームページを、ご覧ください。
カナダ国境サービス(CBSA)

英文残高証明書

英文残高証明を学生ビザ申請などで取得した場合は持ってきましょう。英文残高証明が無い場合は、なくても大丈夫です。

英文残高証明書は、カナダの学費や生活費を賄うための充分な資金を用意していることを証明するために必要です。証明書は通常、カナダの学生申請に使用され、信頼性が高いものであることが求められます。留学計画を進める際には、この証明書の取得と準備を忘れずに行いましょう。

滞在先などの連絡先

連絡先は必ず正確な情報を持っておき、安心して留学生活をスタートさせましょう。

宿泊施設やホストファミリーの住所・名前、緊急時の連絡のために電話番号も必要です。留学先に到着後、この情報は銀行口座の開設や電話番号の取得など、あなたの日常生活にも必要です。

以下の名前・住所・電話番号・LINEでの連絡先をリストにして、印刷したものとクラウド上に持って来ましょう。

  • ホームステイの滞在先・宿泊施設
  • 日本の留学エージェント (利用している場合)
  • 現地の留学エージェント (利用している場合)
  • 空港出迎えスタッフ (利用している場合)
  • 学校連絡先
  • 自分のカナダの携帯電話の番号 (既に持っている場合)
  • 日本の連絡先

航空券(Eチケット)・ビザ発給許可証(POEレター)・電子渡航認証 (eTA)・学校の入学許可書・英文の残高証明書・滞在先などの連絡先はカナダ入国の際に、これらの書類を見せるとスムーズです。但し、どのビザによってカナダに来るかでも書類が違います。

例えば学生ビザ・ワーキングホリデービザの場合は、ビザ発給許可証(POEレター)が必須です。許可証と引き換えに正式なビザが発行されます。観光ビザでの入国の際は、eTA番号と帰りの飛行機のチケットが必要です。

カナダ留学に必要な持ち物 (電子機器&家電製品・8選)

カナダ留学持ち物(電子機器)イメージ

カナダ留学に必要な持ち物を電子機器・家電製品から8つ、ご案内します。

  • ノートパソコン・タブレット
  • スマートフォン (スマホ)
  • ポケットWi-Fi
  • 各種充電器
  • モバイルバッテリー
  • 電子辞書
  • 延長コード・タコ足コンセント
  • ドライヤー・ヘアアイロン

それぞれ解説していきます。

ノートパソコン・タブレット

カナダ留学の持ち物リストにおいて、ノートパソコンとタブレットは不可欠なアイテムです。ノートパソコンは授業やプロジェクトでの研究やレポート作成に役立ちますし、重要なファイルを安全に保管できます。

一方、タブレットはモバイル性が高く、教科書の電子版や学習アプリを利用する際に便利です。カフェや図書館での学習や、移動中の時間を有効に活用できます。講義のノートをデジタルで取ることもできます。またノートパソコンとの連携も可能で、効率的な学習が期待できます。

どちらも持ち運びが容易で、学業と生活の両面に役立つため、カナダ留学生活を充実させるために必須のアイテムと言えるでしょう。

スマートフォン (スマホ)

カナダ留学において、スマートフォン (スマホ)は非常に重要です。

コミュニケーション手段としてだけでなく、地図や公共交通機関の情報・天気予報など、日常生活に欠かせないツールです。さらにアプリを通じて授業スケジュールの管理や、学習資料のアクセスも容易に行えます。

またSNSを通じて友人や仲間とつながり、カナダの文化やイベント情報を共有し、留学体験をより豊かにするのに役立ちます。スマートフォンは、留学生活をスムーズかつ楽しいものにする必須アイテムです。

ArriveCANアプリでカナダ出入国時の事前税関申告を予め済ませておくと空港での申告内容確認がスムーズに済みます。

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ポケットWi-Fi

1〜3ヶ月の短期留学の場合カナダ留学において、ポケットWi-Fiは非常に便利なアイテムです。

新しい環境でのネット接続はコミュニケーションや情報収集に不可欠であり、ポケットWi-Fiは常に安定したインターネットアクセスを提供します。

授業での調査・プロジェクト作業・地図やナビゲーションの使用・SNSの更新など、留学生活において多くの場面で役立ちます。カフェ・公共交通機関・宿舎などで使えることから、外出時もストレスなくオンラインにアクセスできます。

留学中のスムーズなコミュニケーションと情報収集を確保し、充実したカナダ生活を楽しむために、ポケットWi-Fiの用意をおすすめします。

各種充電器

ノートパソコン・タブレット・スマートフォンなど、持って来る電子機器に対応する充電器類を忘れずに持って来ましょう。

カナダ留学において、各種充電器は絶対に欠かせません。スマートフォン・ノートパソコン・カメラ・その他電子機器の充電が頻繁に必要です。留学中の通信・学習・記録のための電力供給に不自由しないようになります。充電器は留学生活のスムーズな運営に不可欠ですので、計画的に用意しましょう。

モバイルバッテリー

カナダ留学時には、モバイルバッテリーが必需品です。スマホのモバイルバッテリーがあると、外出や旅行中に電池切れの心配をしなくて済みます。

モバイルバッテリーは常に充電できる安心感を提供し、緊急時にも連絡を取る手段として重要です。またカメラや地図アプリの使用にも役立ち、素晴らしい瞬間を記録し、新たな場所を探索するための頼りになる仲間となります。

留学前に充電器とともに準備し、安全かつ快適な留学生活をサポートしましょう。

電子辞書

カナダ留学において電子辞書は非常に便利な持ち物です。アプリをスマホにいれておいても便利ですね。

言語の壁や新しい環境でのコミュニケーションに役立ちます。電子辞書は多言語対応で、単語やフレーズの翻訳・発音・文法の説明など言語学習をサポートします。特に現地の言語に不慣れな場合や、授業や日常生活でのコミュニケーションにおいて頼りになります。

軽量で持ち運びが便利なため外出先でも簡単に利用でき、留学生活をより充実させる一助となります。留学前に必ず準備しましょう。

延長コード・タコ足コンセント

カナダ留学時には、延長コードとたこ足コンセントが非常に便利です。

延長コードはコンセントが遠い場所にアクセスするのに役立ち、たこ足コンセントは多くの電子機器を同時に充電できる便利な装置です。留学中に必要な電子機器を充電しやすくし、快適な生活をサポートします。

カナダでの生活をスムーズに進めるための準備を整えましょう。

ドライヤー・ヘアアイロン

カナダ留学における持ち物リストに、ドライヤーは重要なアイテムです。女性の場合は小型ヘアーアイロンも便利です。

カナダの気候は変動が大きく、湿度や雨の多い日もあります。そのため髪を乾かすためのドライヤーは、日常的に必要です。持ち運びが比較的容易なこれらのアイテムは、留学生活を快適に過ごすための必需品で、自分の外見を整える手助けとなります。

留学前にパッキングリストに含めておくことをおすすめします。

カナダ留学に必要な持ち物(日用品・10選)

カナダ留学持ち物(日用品)イメージ

日用品で必要な項目は以下の10個です。

  • バックパック
  • 折り畳み傘
  • ハサミ
  • 常備薬
  • アイケア製品 (眼鏡・コンタクトレンズ)
  • 英文診断書
  • 入浴用品
  • 衛生用品
  • 洗濯用品
  • マスク

それぞれ詳しく説明していきます。

バックパック

カナダ留学における必須アイテムの一つがバックパックです。

広めの収納スペースがあり、教科書・ノート・ノートパソコン・タブレット・日常の必需品を収納するのに便利です。またカナダの気候変化に対応するため、防水性や耐久性のある素材がおすすめです。通気性があり、長時間のキャンパス移動も楽にこなせるデザインを選びましょう。

バックパックは日常の相棒であり、カナダ留学生活を便利かつ快適にする一大アイテムと言えます。

折り畳み傘

カナダ留学で必須の持ち物リストには、折り畳み傘も欠かせません。

カナダの気候は変わりやすく急な雨が降ることが多いため、傘は頼りになる仲間です。折りたたみ式の傘は、コンパクトでバッグに収納しやすく、突然の雨に備えて持ち歩くのに最適です。強風にも耐えられる頑丈なものを選び、快適な滞在をサポートすることができます。

留学生活において予期せぬ天候の変化に対応できる折り畳み傘は、必需品の一つと言えるでしょう。

ハサミ

ハサミを一つ持って来ておくと便利です。

ハサミは日常生活において多くの場面で役立ちます。例えば衣類の調整や修繕にも便利ですし、包装を開けたり、緊急の修理を行ったりするのに役立ちます。

意外と使う場面が多いので、小ぶりの大きさのハサミを用意しておくと留学生活をより快適に過ごせます。

常備薬

カナダ留学前に日本で使用している常備薬を持参することを、おすすめします。痛み止め・解熱剤・風邪薬・消化薬などを持参しましょう。

カナダの薬局で手に入る薬は日本とは異なる場合もありますが、ほぼ全ての一般的な症状に対応する薬は入手可能です。「無くなったらどうしよう」と過度に心配しなくても大丈夫ですが、自分の好みや体調に合ったものを持っていくと安心です。

薬の持ち込みについて

海外からの薬の持ち込みについては国によって規則があります。カナダの規則は以下の通りです。

  • 自分で使用する薬のみ持って来て良い
  • 90日分まで
  • 病院から処方された場合は薬袋、市販の薬はパッケージにいれたまま持って来る
  • 薬の説明書も持って来る

特に向精神薬などを持参したい場合、カナダの規則・日本の厚生労働省の説明をよく確認しましょう。以下にカナダ政府と日本の厚生労働省のサイトから、大切と思われる部分を抜粋しておきます。

Bringing prescription medication back to Canada

To avoid interrupting a course of treatment, Health Canada may permit you to return from abroad with a single course of treatment or a 90-day supply, whichever is less based on the directions for use, of a prescription drug. The drug must be for your use or for the use of a person who is travelling with you and for whom you are responsible. The drug must be in hospital or pharmacy-dispensed packaging, the original retail packaging, or have the original label attached to it clearly indicating what the health product is and what it contains.

Bringing over-the-counter medication back to Canada

You are permitted to import a single course of treatment or a 90-day supply, whichever is less based on the directions for use, of an over-the-counter drug. The drug must be for your use or for the use of a person who is travelling with you and for whom you are responsible. The drug must be shipped or carried in hospital or pharmacy-dispensed packaging, the original retail packaging, or have the original label attached to it clearly indicating what the health product is and what it contains

引用元:Travel and Tourism

海外渡航先への医薬品の携帯による持ち込み・持ち出しの手続きについて

海外渡航先への医薬品(医療用の麻薬及び向精神薬を含む。)の携帯による持ち込み・持ち出しの手続きについて

 自己の疾病の治療に用いる場合であっても、医薬品(医療用の麻薬及び向精神薬を含む。)を所持して海外に渡航する場合には、渡航先の国によって、医師の診断書などの書類を携帯したり、持ち込んだり持ち出したりすることができる数量に制限があったり、事前に許可申請をする必要があることがあります。
 本ホームページでは、各国の制度について調査し、結果が整ったものから順次掲載しています。
 医薬品(医療用の麻薬及び向精神薬を含む。)を所持して海外に渡航する場合には、下記の共通事項にも十分留意した上で、各国の制度に従って必要な準備や手続きを行いましょう。

共通事項

1.どのような医薬品を服用しているのか、どのような病気・症状によりその医薬品を服用しているのか、説明できる文書を準備しましょう。  

  •  海外に医薬品を持参する時には、海外において、自分がどのような医薬品をどのような病気・症状で服用しているのかを説明できる文書を携帯することが望まれます。 
  •  渡航先の国によっては、特定の文書の提示を求められること(例えば、英文による医師の診断書など)がありますので、事前に確認して準備することが必要です。

2.医薬品は、本来の容器に入れたまま持参しましょう。  
  

  •  海外に医薬品を持参する時には、医薬品を本来の容器のまま(例えば、PTP包装入りの錠剤やカプセル剤の場合にはそのまま、瓶入りの医薬品の場合には病院や薬局で交付された瓶入りのまま)で持参しましょう。 
  •  他の容器に移し替えると、どのような医薬品なのか確認することが難しくなり、渡航先の国によっては持ち込めないことがあります。 
  •  複数の錠剤などを一度に服用する必要があって、一度に服用する分をPTPシートなどから取り出して一包みにしている場合(「一包化」と言います。)は、事前に薬剤師に相談しましょう。 
  •  粉薬は、海外では違法薬物の疑いを掛けられるおそれがあるので、そのような医薬品を服用している場合には、他の剤形の医薬品に変更できないか、事前に医師や薬剤師に相談しましょう。 

3.医薬品は、渡航中に必要と考えられる分を超えて持参することは避けましょう。

  •  医薬品は、渡航中に必要と考えられる分を超えて持参することは避けましょう。
  •  必要以上に多量の医薬品は、渡航先の国によっては、持ち込みが認められないおそれがあります。
  •  渡航先の国によっては、滞在期間にかかわらず、一度に持参できる医薬品の数量に上限がある場合があるので、事前に確認することが重要です。

  4.医薬品を渡航者が自ら持ち込まずに、別に郵送したりすることは避けましょう。

  • 医薬品を渡航先の国に持ち込む場合には、その医薬品を使用する渡航者が自ら持ち込みましょう。
  •  渡航先の国によっては、郵送による医薬品の持ち込みを一切認めていないところがあります。
  •  渡航先の国において医薬品が不足した場合には、安易に日本にあるものを渡航先の国に郵送するよう依頼するのではなく、まず、渡航先の国のルールがどのようになっているか確認することが必要です。

  5.事前に、渡航先の国の情報を十分に確認しましょう。

  •  渡航先の国によっては、その国の医薬品の持ち込み・持ち出しのルールをインターネット上で説明している場合があります。このような情報を入手して、必要な手続きを確認しましょう。
  •  旅行会社を利用して旅行する場合には、旅行会社に渡航先の国に医薬品の持ち込み・持ち出しが可能か、事前に相談しましょう。

  6.医薬品によっては、日本から出国で持ち出すことや、日本に帰国で持ち込むことにも事前に手続きが必要な場合があります。

  •  医療用麻薬は、医師から処方を受けた本人が自己の疾病の治療の目的で、日本から出国時に携帯して持ち出すこと、日本に帰国時に携帯して持ち込むことのそれぞれについて、事前に厚生労働省地方厚生局麻薬取締部に申請して、許可を得る必要があります。医療用麻薬を郵送で持ち出し・持ち込みしたり、他人用の医療用麻薬を持ち込み・持ち出しすることはできません。(許可の申請方法などは、下記のURLを参照してください。)
  •  医療用向精神薬は、医師から処方を受けた本人が自己の疾病の治療の目的で、日本から出国時に携帯して持ち出すこと、日本に帰国時に携帯して持ち込むことができます。ただし、「1か月分を超える分量」又は「注射剤である医療用の向精神薬」を携帯して日本に持ち込む場合は、医師からの処方せんの写し等、自己の疾病の治療のため特に必要であることを証明する書類を携行する必要があります。(詳細は、下記のURLを参照してください。)
引用元: 厚生労働省

アイケア製品 (メガネ・コンタクトレンズ)

カナダ留学時には、視力矯正アイテムを忘れずに持参しましょう。以下の5つが重要です。

  • ドライアイ用の目薬
  • 眼鏡
  • 眼鏡ケース
  • コンタクトレンズ
  • コンタクトの付属品

これらのアイケアアイテムは、留学生活を快適かつスムーズに過ごすのに役立ちます。

使い捨てコンタクトレンズの検討を、おすすめします。手入れが不要で便利です。
またカナダでは処方箋なしでオンラインで入手可能です。

英文診断書

持病やアレルギーがあったり、現在治療中の場合は英文診断書を用意しましょう。カナダの病院にかかる場合も話がスムーズです。出発前に病院に発行してもらうようにしましょう。

さらに特定の慢性疾患やアレルギーを抱えている場合、英文の診断書と共に必要な薬品や医療用具を持参しておくことも大切です。カナダでは医療制度が整っていますが、自分の健康状態を管理するためにも自己管理が必要です。

入浴用品

入浴はシャワーが基本です。シャワーを浴びる際に必要なものは以下の7つです。

  • ボディソープ
  • シャンプー
  • トリートメント/リンス
  • ボディタオル
  • バスタオル (1-2枚)
  • 洗顔フォーム
  • 洗顔ネット

入浴用品はホームステイの場合も自分で用意するアイテムです。カナダで揃える場合も、すぐに買いに行けないこともあるのでトラベルセットを持ってきましょう。

ボディソープと洗顔フォームの代わりに石鹸にするとコンパクトで、かさばらないです。

バスルームに入浴用品が置けない場合や部屋からバスタオル・着替えと一緒に持って行くために、トートバッグや防水の手提げバッグ・吊り下げポーチが非常に重宝するので、おすすめです。

衛生用品

以下の13項目の衛生用品も、忘れずに一通り持って行きましょう。

  • 歯ブラシ
  • 歯磨き粉
  • フェイスタオル(1-2枚)
  • リップクリーム
  • フェイスクリーム
  • ハンドクリーム
  • くし / ヘアブラシ
  • 整髪料
  • 髪を結わえるゴム
  • ピン止め
  • ヘアバンド
  • 爪切り
  • 綿棒または、耳かき

これらのアイテムを持って行くことで、快適な留学生活を送るための基本的な衛生用品を確保できます。

男性は使いなれた髭剃りセットを忘れずに。

洗濯用品

ハンガー・洗濯ネット・旅行用の洗濯洗剤が役立ちます。簡単にそれぞれ説明します。

ハンガー

洗濯物を干すために使えます。住宅や寮には洗濯機や乾燥機が備えられていることもありますが、ハンガーは便利な補助アイテムです。

洗濯ネット

繊細な衣類を守るために重宝します。洗濯ネットに入れて洗濯することで、衣類の劣化やダメージを軽減できます。大小併せて幾つか持ってくると役立ちます。

旅行用の洗剤

現地で洗濯をする際に必要な洗剤を持参しましょう。小型の旅行用洗濯洗剤が便利です。現地で購入することもできますが、最初の数日や旅行先で必要になった際に持っていくことをおすすめします。

これらの洗濯用品を持って行くことで、清潔な衣類を保ち、生活環境を快適に保つのに役立ちます。

マスク

使い捨てマスク約30枚と布マスク数枚を含めることをおすすめします。コロナ禍以前は、カナダではマスク着用が一般的ではありませんでしたが、現在ではそれが一般的な予防策として認識されています。

コロナ禍が収束し予防的なマスク着用が減少しているものの、秋冬のインフルエンザシーズンや人混みの場所へ行く際など、特に注意が必要です。さらにカナダの乾燥した気候により、就寝時にマスクを付けて喉の乾燥を防ぐ人もいます。留学生活を快適に過ごすために、マスクを持参することを検討しましょう。

カナダ留学に必要な持ち物 (衣料品・10選)

カナダ留学持ち物(衣料品)イメージ

どんな衣料品を持ってきたらいいか、どれ位持ってきたらいいかを10項目に分けて説明していきます。

  • 1週間分を目安に用意しよう
  • カジュアルを心がける
  • おすすめの洋服
  • 下着
  • 靴下
  • 部屋着
  • 上着
  • フォーマルな服装
  • 働く際の服装

それぞれ解説します。

1週間分を目安に用意しよう

1週間分のボトムスとトップスの組み合わせで服装を用意しましょう。

カナダの気候は朝晩の寒暖の差や急な天候の変化に備える必要がありますが、年間を通しての気温差は激しくありません。3シーズン通して着られるように重ね着の組み合わせを考えると良いです。春・夏・秋と、そして秋・冬・春で着られるものです。

また室内外での気温も異なることが多いため、重ね着でのコーディネートが便利です。来る時期によって厚手のコート・セーター・長袖シャツ・ジーンズなどのアイテムを持参し、必要に応じて重ね着で調整できるようにしましょう。

留学前に地域や季節に合わせた服装リストを作成し、必要なアイテムを計画的に用意することが、カナダでの快適な留学生活をサポートします。

カジュアルを心がける

カジュアルな服装を心がけましょう。

カナダは、おしゃれよりも自然やアウトドアを楽しむ国です。日本の標準に比べて格好がラフな人が多く、アウトドア向けの服装が主流です。

また洗濯機や乾燥機で生地が傷んだり縮んだりしやすいため、デリケートな素材やレースなどは避けるべきです。

おすすめの洋服

カナダ留学には、ヒートテックとフード付きのトップスは非常に便利です。

寒冷な季節が長いため、ヒートテックは上下で何セットか持参しましょう。夏季には室内が冷房で寒いことがあるし、朝晩は寒冷になることもあるので、フード付きのトレーナーやコートなど、重ね着のアイテムも重宝します。

カナダでは急な雨が多いため、傘を持っていないときにもフードをかぶって雨から身を守ることができます。またフードは頭部を暖かく保つのに役立ちます。カナダではフードをかぶる人が多いため、これは一般的なことです。

下着

下着は10日分の下着を用意しましょう。

カナダでは一般的に週に1回の洗濯が行われます。ホームステイ先でも、1週間に1回の洗濯が一般的とされることが多いです。そのため、最低でも1週間分の下着を用意しましょう。また、洗濯ができない状況を考慮して、予備として10日分の下着を検討しましょう。

女性は、ブラトップもおすすめの下着アイテムです。

靴下

5〜10足あると安心です。運動靴で外出することも多くなるので、できれば最低1週間分と予備で、その他に3足位用意しておきましょう。

冬季には足元の保温が必要です。暖かい靴下やウール素材のものを持参することをおすすめします。また厚手の靴下も必要で、ブーツや防寒靴に合わせて履くことができます。

さらに濡れたり雪が積もったりすることが多いカナダでは、速乾性のある靴下や防水靴下も役立ちます。留学期間中に靴下が不足しないように、充分な数を用意し、季節や活動に応じた種類の靴下を揃えておくことで、快適で寒さから守られた留学生活を楽しむことができます。

履きなれた靴を持って来ましょう。以下の4つが目安です。

  • 運動靴
  • 長靴
  • ショートブーツ
  • サンダル

それぞれ説明します。

運動靴

1年を通してスニーカーは必需品です。カナダでは自然と親しんで過ごすアクティビティが多いのと、よく歩くからです。

履きなれたスニーカーを最低2足は用意して来ましょう。履きつぶして捨てて帰る位のつもりです。また1足はウォータープルーフ(防水加工)の運動靴があると雨の季節にも対応できて便利です。

長靴(雨靴)

留学時期が秋・冬の場合、長靴は重宝します。日本から持って来る際には、かさばってしまうのでウォータープルーフのブーツで代用を考えるといいです。

ショートブーツ

ウォータープルーフのショートブーツも春・秋・冬に、よく利用するので、おすすめです。防寒も兼ねたファッションになりますし、雨や雪にも対応できます。

サンダル

夏用のサンダルは1-2足で十分です。よく歩くことを前提として歩きやすいサンダルを用意しましょう。

足のサイズが小さい方は、カナダではサイズがなかったり、あっても在庫が少なかったりするので日本から靴を多めに持ってきた方が余裕がある場合いいです。

足のサイズが23センチはカナダでは5&1/2、23.5センチは6になります。メーカーによってはサイズ6からしか置いてない場合もあります。

部屋着

自分が快適でくつろげるものが大切ですが、ホームステイなど共同生活をする場合が多いので人目に触れても構わない部屋着も用意しましょう。以下4つご紹介します。

  • パジャマセット
  • ルームウェア
  • ロングカーディガン
  • ルームソックス

それぞれ案内していきます。

パジャマセット

ソフトで快適な素材でできたパジャマセットは、寝る前やくつろぐときに最適です。コットン・フリース・シルクのパジャマが選択肢としてあります。

ルームウェア

シンプルなTシャツとジョギングパンツのセットなど、部屋着として適したルームウェアがあります。通気性が良く、リラックス感があるデザインがおすすめです。

ロングカーディガン

寒い季節には、暖かいロングカーディガンが便利です。部屋着としてだけでなく、ひざ掛けに使用したり外出時にも着用できます。

ルームソックス

寒い季節には、ルームソックスが足元を暖かく保つのに役立ちます。起毛素材のものや、かわいらしいデザインのものが選択肢です。

上着

季節や目的に応じて多岐にわたりますが、上着は年間を通して必須アイテムです。以下の上着のアイディアを提案します。

  • ダウンジャケット
  • 薄手のジャケット
  • レインコート・ジャケット
  • 着丈の短い上着

それぞれ解説します。

ダウンジャケット

地域にもよりますが12月~3月の冬の時期にカナダに滞在する場合の必須アイテムです。ウォータープルーフが、おすすめです。

秋・春に着れる薄手のダウンジャケットを用意し、中に重ね着をすることで暖かい冬の日に対応でます。

薄手のジャケット

秋・冬・春にかけて、お尻が隠れるくらいの丈が便利です。フード付き・ウォータープルーフだと、なお役立ちます。

レインコート・ジャケット

春先や秋の始めに防水性のあるレインコートやジャケットが役立ちます。コンパクトにたたんで持ち運びできるものも便利です。

着丈の短い上着

カーディガン・トレーナー・ブルゾンなど季節に応じて1枚上に羽織れるものを用意すると寒暖差に対応できて便利です。

部屋着にも利用できるので、用意しておくと役立ちます。

フォーマルな服装

「少しきちんとした服」で十分対応できます。フォーマルな場に出かける必要がある場合でも、既存の衣服で問題ありません。一番整った印象を与える服で充分です、

女性は少しだけアクセサリーを取り入れるだけで十分ですし、男性はネクタイをするか、襟のあるシャツを着用するだけでも十分です。

男女ともに、手ごろな価格帯のブランド(例:ユニクロ)で服を揃えることを検討すれば十分でしょう。

働く際の服装

カナダで働く際の服装について4つに分けて説明します。

  • 面接の際の服装
  • 働く際の服装
  • ビジネス用の服装として相応しくないとは、どういうものか

以下に説明していきます。

面接の際の服装

職種・業種に関係なく面接の際は、女性ならスカートとブラウス、男性なら襟のついたシャツとスラックスで挑むようにしましょう。それらの服装に合う靴なら黒い運動靴でもいいです。1セット持って来ましょう。

日本の就職活動のようなリクルートスーツである必要はなく、きちんと見える服装で大丈夫です。カナダは日本と比べると、服装の許容範囲は広いです。その反面、第一印象の外見も大切です。こざっぱりと、清潔感を大切にした服装を心がけましょう。

働く際の服装

高いものである必要は全くなく、日本の感覚で少しカジュアルな感じでも問題ありません。同僚の服装を参考にしましょう。

飲食のサーバーの場合、白いシャツに黒いパンツ、黒い運動靴と指定されることも多いので動きやすい上下で用意しておくといいです。

ビジネス用の服装として相応しくないとは、どういうものか

Business Clothing(ビジネスクロージング・ビジネス用の服装)として、以下の格好は控えるよう指導されることがあります。

  • スニーカー・ジーンズは不可
  • 業界・業種・職種によってジーンズも認知されていたり、金曜日だけ自由な服装という場合もありますが、その場合でも破れたジーンズは不可
  • タンクトップは控える


インターンシップに参加する際に服装も勉強の一環として、指定される場合があります。ビジネス・TESOL (英語を教えるコース)を受講する場合などです。

面接用の服装に合った靴を1足持ってきましょう。決して高価なものである必要がありません。運動靴でもフォーマルに見えるものなら問題ありません。

女性もパンプスを持って来る場合はヒールが低いものが、おすすめで無くても大丈夫です。

カナダ留学に必要な持ち物 (勉強道具・2選)

カナダ留学持ち物(勉強道具)イメージ

留学中に必要な勉強道具を、筆記用具と英語の参考書に分けて案内します。

筆記用具

授業・ノートを取る・レポートの作成に文房具が必要です。おすすめ文房具のリストには、以下の6つが含まれます。

  1. ペンや鉛筆:
    筆記用具は基本中の基本。授業や試験で使用します。
  2. ノート:
    講義やメモ用にノートが必要です。線入りや方眼のものを用意すると整理しやすく便利です。
  3. ファイルやフォルダ:
    レポートや資料を整理し、紙類を保管するために役立ちます。
  4. マーカーと付箋紙:
    重要な情報を強調し、ページをマークするのに便利です。
  5. ホッチキスやクリップ:
    ペーパーワークを整理し、ドキュメントをまとめるのに役立ちます。
  6. シャープナーと消しゴム:
    鉛筆を使う場合に必要です。

これらの文房具を持っておけば、授業や勉強がスムーズに進行し、レポートの提出もスマートに行えます。カナダの文房具店でも必要なアイテムを手に入れることができますが、日本製の文房具は種類も豊富で使い心地もいいです。最初から持参しておくと便利です。

日本製のペン
特に日本製のペンはオススメです。

日本とカナダでは、紙のサイズが違います。日本ではA4サイズが標準の大きさですが、カナダでは、Letter(レター)サイズという規格が標準です。A4サイズより横幅があり縦は短いです。

バインダー・ルーズリーフもレターサイズの規格です。そしてバインダーについているファイルする穴が、3穴です。日本のバインダー用の用紙だとサイズが違うのでカナダで用意した方がいいかもしれません。

日本語の英語参考書

カナダ留学における必要な持ち物の一つは、英語の参考書です。英語が母国語でない場合、英語力を向上させるために重要なアイテムとなります。

選ぶべき参考書は、自分の英語力と目標に合ったものがベストです。英語の文法や語彙を強化するための教科書や、英会話スキルを向上させるためのフレーズ集が役立つでしょう。また、オーディオブックやオンラインの英語学習プラットフォームも検討する価値があります。

カナダの語学学校での勉強の副教材としても役立ちます。英語の参考書を持参し、積極的に学習に取り組むことで、カナダ留学をより充実させ、異文化交流やアカデミックな成功を支える手助けとなるでしょう。

カナダ留学に必要な持ち物 (女性用・3選)

カナダ留学持ち物(女性用)イメージ

女性にお薦めの持ち物3つです。

  • 化粧品
  • 生理用品
  • ストッキング

それぞれご案内します。

化粧品

日本で普段使用している化粧品を一通り持って行きましょう。

カナダではメイクアップ製品も豊富に取り揃えられていますが、自分に合ったアイテムを持参することもおすすめです。留学中、特に重要なのは自分自身を快適に感じることです。美容ルーチンを楽しんで、新たな経験を存分に楽しんでください。

生理用品

使い慣れているものを数か月分持って行きましょう。

カナダでは多くのスーパーマーケットやドラッグストアで生理用品が手に入りますが、自分の好みや必要に合ったものを見つけるまで時間がかかることもあります。留学前に自分が使い慣れている生理用品を持参することで、ストレスを軽減できます。

トラベルサイズの生理用品も手に入りますが、長期滞在を考えると大量のストックを持っていくことも考慮しましょう。快適で安心な留学生活の一環として、生理用品の準備を忘れずに行いましょう。

ストッキング

ストッキングを数セットだけ持って行きましょう。日本製のストッキングの履き心地はカナダのものと比べると、いいからです。ただ履く機会が、あまりないため念のためと考えてください。

カナダのカジュアルな文化では、日常的にストッキングを履く習慣は一般的ではありません。代わりにジーンズやレギンスなどがよく着用されます。留学生活を快適に過ごすために、シーズンに合った服装と持ち物を選び、ストッキングは持参しなくても大丈夫です。

そしてストッキングは寒さから足を守る効果は限られており、実用性が低いことが多いです。むしろ、防寒性の高いタイツや厚手のソックスが重宝されます。

カナダ留学に必要な持ち物リスト (夏&冬・3選)

カナダ留学持ち物(夏&冬)イメージ

夏や冬に必要な持ち物は以下の3つです。

  • 日焼け止め
  • サングラス
  • 防寒具(ダウンジャケット・帽子・手袋・マフラー)

それぞれ説明していきます。

日焼け止め

カナダ留学に必要な持ち物の中で、日焼け止めは欠かせません。

学校や職場の行き帰りだけでも日焼けをするほど、カナダの春と夏は強い紫外線が降り注ぎます。特にアウトドア活動や長時間の外出時には、SPF(Sun Protection Factor・サンプロテクションファクター)の高い日焼け止めを使い、顔や体を保護しましょう。

紫外線対策は肌の健康を守り、留学生活を楽しむために重要です。日焼け止めを常に携帯して、肌を守りましょう。

サングラス

カナダ留学において、サングラスは大切な持ち物アイテムです。

特に夏は日光時間が長く非常に眩しいです。サングラスは目を守り、眩しさや紫外線からのダメージを軽減します。また冬季でも雪の反射光が眩しいことがあるため、四季折々に活用できます。

快適な視界と目の健康を維持するために、UV保護機能のあるサングラスを持参しましょう。

防寒具(ダウンジャケット・帽子・手袋・マフラー)

冬のカナダ留学において、防寒具(ダウンジャケット・帽子・手袋・マフラー)は欠かせない持ち物アイテムです。

これらのアイテムは体温調節に役立ち、風邪や凍傷を予防します。カナダの冬は場所によってはかなり厳しいため、品質の高い防寒具を選び、暖かさを確保しましょう。

快適な寒さ対策ができれば、寒さを楽しむカナダの冬のアクティビティや美しい雪景色も存分に楽しむことができます。

カナダ留学中に水泳やウィンタースポーツを楽しみたい方は、水着やウィンタースポーツ用具を持参することを検討しましょう。

カナダ留学にあると便利な持ち物リスト・7選

カナダ留学持ち物(便利な持ち物)イメージ

カナダ留学にあると便利な持ち物リスト7つを、ご紹介します。

  • 国際運転免許証
  • エコバッグ
  • レジ袋(ポリ袋・ビニール袋)
  • 水筒(タンブラー)
  • 日本食
  • 室内履き
  • 除菌グッズ

それぞれ説明します。

国際運転免許証

カナダでは一般的に国際運転免許証を持っていると、観光や日常生活において車を運転することができます。これにより公共交通機関に頼らずに自由な移動が可能となり、新しい場所の探索がより容易になります。

ただし国際運転免許証は一時的なものであり長期の滞在を計画している場合は、カナダでの運転免許証への切り替えが必要です。それまでの間、有効な国際運転免許証を持っておきカナダでの運転を楽しんでください。

留学前に適切な手続きを行い、適切な免許証を持つことで、快適なカナダ留学生活を送ることができます。

国際免許の取得は都道府県によって異なります。例えば東京都で国際運転免許証を取得する場合は、以下のリンクを参考にしてください。

国際運転免許取得手続き(東京)

エコバック

エコバッグや折りたたみカバンが、サイズを変えて幾つかあると重宝します。

カナダでは買い物の際に購入したものを入れるものを自分で用意するのが普通になりつつあります。買い物をした際のビニール袋が有料になっています。自治体によってはビニール袋を禁止しており、入れ物がない場合は紙袋を購入しないといけません。

カバンの中に常に入れておいても良いですし、洗濯物をためておいたりもできます。

レジ袋(ポリ袋・ビニール袋)

レジ袋は、まとめて持って来ると重宝します。カナダでは環境保護の観点から、多くの場所でプラスチック袋の使用が制限されています。そのため、買い物の際に無料でもらえることは地域にもよりますがありません。

また留学生活で移動や旅行をすることもあるでしょう。レジ袋は衣類やアクセサリー、シューズを仕分けるのに便利で、荷物整理や防水対策・ごみの処理に役立つことがあります。

水筒(タンブラー)

カナダは乾燥しているので水分補給を小まめにすることが大切です。節約も兼ねてタンブラーで飲み物を持ち歩くのをお薦めします。保温機能がついていると寒い季節にいつでも暖かい飲み物が飲めて、なお便利です。

カナダは四季折々の美しい自然景色が広がる国で、アウトドア活動が楽しめることで知られています。タンブラーは、トレッキングやハイキングの途中で水分を持ち歩く際に非常に役立ちます。またカフェ文化も盛んで、外出時にはお気に入りのコーヒーショップで使うこともできます。さらに環境にも優しい選択です。カナダは環境保護に力を入れており、プラスチックのごみ削減に寄与できます。

快適な日常生活を楽しみつつ、環境にも配慮した留学を実現しましょう。何か飲み物を買うよりも、自分で飲み物を用意して持ち歩く人が多いです。

日本食

インスタント味噌汁や、和風スパゲティの素など日本食のレトルト食品をを少し持って来るといいです。体調が悪い時などに食べなれたものがあると助かります。

バンクーバーやトロントでは現地で購入できるものの、日本よりも割高になります。少しでも安くカナダで日本食を食べたい人は、荷物に余裕があれば持参しても良いでしょう。

現地の友人やクラスメートにも日本食を紹介するなどして、文化交流が深まります。

生味噌タイプのような液体物は預け入れ荷物に入れましょう。機内持ち込みできないからです。粉末やフリーズドライは預け入れでも機内持ち込みの両方が可能です。

室内履き

ビニール製のサンダルを室内履きにすると便利です。

カナダの多くの場所では、屋内で靴を脱ぐ習慣が一般的です。特に寒冷な冬季では外からの寒さや雪、道路の塩などを避けるために室内履きが必要となります。衛生的にもいいです。

また滑りにくいソールや、履き心地の良いスリッパを持参するのも一考です。留学先の学生寮・共同住宅・友人の家で快適な居住環境を保ちながら、留学生活を楽しむことができます。

除菌グッズ

 持ち歩き用の除菌スプレーや、除菌ジェルを用意することをお薦めします。

留学中、多くの人と接触する機会があるため、公共交通機関や共用スペース、食事時などで手軽に使え、ウイルスや細菌から身を守るのに役立ちます。

特に冬季は感染症が流行しやすい時期でもありますので、感染予防対策を忘れずに行うことが大切です。

カナダ留学に不要な持ち物リスト・8選

不要なものイメージ

カナダ留学に不要な8つの持ち物リストです。

  • 変圧器・変換プラグ
  • 腕時計
  • 真夏用の服
  • 日傘
  • ハンカチ・ティッシュ
  • 使い捨てカイロ
  • 高価なもの
  • ホームステイへのお土産

以下詳しく、みていきましょう。

変圧器・変換プラグ

カナダ留学において、変圧器や変換プラグは不要です。

コンセントの形状が異なるように見えることもありますが、多くの場合、対応できるようになっています。一般的なパソコンのアダプターも問題ありません。

通常これらは100Vから240Vまでの電圧に対応し、50Hzまたは60Hzの周波数でも使用可能です。ドライヤーも100Vで、50/60Hzが主流です。

特に「海外旅行用・海外対応」と表記された製品は、広範囲の電圧と周波数に対応しており、現地での使用に適しています。カナダ留学では変圧器や変換プラグの心配をせずに済みます。

コンセント画像
差し込み部分が3つ口のコンセント

腕時計

スマホの時計機能で、ほとんどの場合は対応できます。スマホがあれば時間を知ることができるからです。ただしスマホの充電が切れた際は時間を確認しづらくなる可能性があるため、安価な時計を持参することをおすすめします。高価な時計は盗難に遭う可能性があるためです。

腕時計はファッションアクセサリーとしての需要が高まっていますが、必需品ではありません。またカナダで安価で多彩な時計が入手可能なため、必要な場合に現地調達が容易です。

真夏用の服

ここ数年カナダの夏も暑さが増していますが、日本の夏の時と同じような服装は、あまり必要ありません。

暑い期間は1ヶ月程度で、湿度が低く乾燥しており、直射日光は強烈です。そのためキャミソールやタンクトップのような肩出しの服を着て外出する機会は、ほとんどありません。

学校などの室内は冷房が効いており、寒く感じることもあります。外でも日陰では涼しいことが多いです。

日傘

カナダでは日傘を差す習慣がないので、日傘を差している人がいません。

カナダの太陽の日差しは、日本では思いもしないほど強いのですが、太陽が出る期間が1年の間では短いので日光浴を楽しむのが大好きです。

日差しを防ぐ必要がある場面では、日焼け止めクリームを使用することが一般的です。その他に帽子・長袖を着用なども考えてみましょう。

ハンカチとティッシュ

カナダ留学において「ハンカチとティッシュ」は必ずしも必要なアイテムではありません。その理由は以下の通りです。

カナダは比較的高い衛生基準を維持しており、公共の場・学校・職場などでは一般的に手洗い設備にペーパータオルやハンドドライヤーが完備しています。そのため、日常的な手洗いや鼻をかむ際には、提供されている設備を利用することができます。

ハンカチとティッシュは必要に応じて現地調達することができるため、留学前に検討し、個人のニーズに合わせて持参するかどうかを判断しましょう。

使い捨てカイロ

使い捨てカイロはカナダに持って来なくても後悔しないでしょう。

洋服の防寒機能も高まっているので暖かく過ごすことができ、使う場面がないからです。リカバンに予備の暖かい衣類や手袋、帽子を忍ばせておくことで大丈夫です。

以下の場合は、使い捨てカイロを持って来ると役立ちます。

  • ウィンタースポーツをする
  • クリスマスの時期などの屋外でのイベントを見に行く

高価なもの

ブランドのバッグ、アクセサリー、腕時計、香水などの高価な物品は、盗難のリスクを考慮すると持参しない方が良いでしょう。

カナダでは一般的な生活スタイルが比較的カジュアルであり、派手な高級品を持つことは不必要です。他の国からの留学生と同様に、経験や学びに焦点を当て、物質的な贅沢よりも質素な生活を心がけましょう。

高価な品物を持っていることで不必要な注目を浴びる可能性もあるため、地道な生活スタイルを選ぶことが賢明です。

ホームステイへのお土産

基本的にはホームステイへの、お土産は必要ありません。お土産を持って来る場合も1,000円~3,000円位のクッキーや飴などで十分です。好みなどもあるので人形などの残るものではない方が無難です。

お土産を持って来ていなくても、お世話になったなと感じたら、お礼の気持ちを書いたカードを渡すだけでも十分です。

カナダ留学の持ち物を準備する時期

カナダ留学ステップ

出発前の3-6ヶ月位前から計画的に始めることが重要です。自分のリストを作成してから足りないものを購入していきます。

留学計画が確定したら、準備を開始するのがおすすめです。以下は主要なステップです。

STEP
パスポートの準備

パスポートを持っていない人はパスポートの用意、パスポートを持っている人は期限の確認をし、期限によってはパスポートを新しくしましょう。

STEP
各種ビザ申請

カナダへの学生ビザ等を取得するため、早めに申請を始めましょう。申請には時間がかかることがあります。

STEP
航空券手配

出発日が決まったら航空券を予約し、適切なフライトオプションを検討します。早期予約でお得な価格を探しましょう。

STEP
海外保険手配

カナダでの医療保険を確認し、必要に応じて追加の保険を購入します。

STEP
住居

留学先での住居を事前に手配しましょう。学生寮、アパートメント、ホームステイなどの選択肢があります。

STEP
金融

カナダドルに両替しておくことが必要です。またクレジットカードも持参し、国際利用可能か確認しましょう。

STEP
コミュニケーション手段

カナダでの通信手段を確保し、スマートフォンのローミング設定を調整するか、事前または現地でSIMカードを入手します。

STEP
衣類と必需品

カナダの気候に合った衣類・必需品(パスポート、学生証、学校関連書類など)・持って行くものを準備しましょう。

STEP
学校関連事項

授業スケジュールやカリキュラムについて事前に調査し、必要な教材を入手しておきます。学校の初日の持ち物は、事前に学校や留学エージェントから案内があります。それを参考に初日の持ち物の用意をしましょう。

STEP
予算管理

現地での生活費を計画し、予算を立てておくことが大切です。

これらのステップを早めに進めることで、カナダ留学をスムーズかつ楽しい経験にすることができます。計画的に行動し、充実した留学生活を楽しんでください。

カナダ留学の持ち物を荷造りするポイント6つ

pointとニコちゃんマーク

荷造りのポイントを6つにまとめてみました。最大限に無料の範囲で飛行機に載せられるように、がんばりましょう。荷造りは必需品を最優先に考え、季節や滞在期間に合わせて調整すると、カナダ留学が快適に始められます。

  • 圧縮袋を活用する
  • スキマを上手く活用する
  • 割れ物はタオルをなどで包む
  • 貴重品などの重要なものは手荷物にまとめる
  • スーツケースいっぱいに詰め込み過ぎない
  • 悩んだときは持って行かない

それぞれ解説します。

圧縮袋を活用する

衣類やタオルを圧縮して荷造りするとコンパクトになり便利です。圧縮袋の大きさを何種類か使い分けること、掃除機を使用しないで圧縮出来るタイプが、おすすめです。

スキマを上手く活用する

ティッシュなどの比較的サイズが小さいものをスキマに入れていくことで、クッション代わりにもなります。

割れ物はタオルなどで包む

お土産などで割れ物を持って行く・硬いものを持って行く場合はタオルで包んで詰めましょう。衝撃によって壊れるのを防ぎます。

貴重品などの重要なものは手荷物にまとめる

以下の3つは必ず手荷物に入れて持って来ましょう。

  • 書類
  • 現金
  • 電子機器類

スーツケースいっぱいに詰め込み過ぎない

荷物は、ほどほどに詰めましょう。詰め込み過ぎるとスーツケースが開かなくなってしまったり、逆に壊れて閉まらなくなってしまうことがあります。スペースの余裕がありすぎても荷物が動いてしまい、これも中で破損の原因になるので注意しましょう。

悩んだ時は持って行かない

スーツケースに余裕がなく持って行こうか迷った場合は持って行くのをあきらめましょう。「持って来ればよかった」と後悔した場合は、現地で似たものを購入する・日本から送ってもらうという方法があるからです。

カナダ留学の持ち物に関する注意点4つ

持ちもの注意点

持ち物に関する注意点は4つです。

  • 航空会社の規定サイズや重量をチェックする
  • 日本製は現地で調達する場合、割高
  • 現地で購入できるものは日本人に合わない可能性がある
  • 高価なものを持って行かない

それぞれ説明します。

航空会社の規定サイズや重量をチェックする

航空券を手配したら、利用する航空会社のホームページで以下を確認しましょう。

  • 規定サイズ
  • 重量
  • 持って行けないもの
  • 機内持ち込みできないもの(預け入れの場合大丈夫なこともある)

日本製は現地で調達する場合、割高

日本製品は現地で入手できることもありますが、その場合、通常の価格に比べてかなり高額となります。

現地で調達する場合、通常は日本での価格の約2倍になることがあります。これは輸送コスト・関税・輸入手続きなどが追加費用としてかかるためです。

したがって予算を考慮する際には、日本製品を現地で購入する際のコスト効果を検討することが重要です。必要に応じて、代替品や現地で生産された商品も検討することが賢明かもしれません。

現地で購入できるものは日本人に合わない可能性がある

現地で入手可能な商品は、日本人の習慣や好みと合致しない場合があるかもしれません。新しい製品やサービスを使う際に、最初は使いづらさを感じることはよくあります。

日本人が使い慣れているものと異なる製品やサービスを試すと、初めは違和感を感じることもあるでしょう。しかし慣れてくると新しいものにも順応し、不便を感じなくなることが多いです。

高価なものを持って行かない

カナダ留学に高価なアイテムを持ち歩くことは避けるべきです。特に一目でブランド物とわかるような財布・アクセサリー・腕時計は持ち運ばない方が賢明です。これらのアイテムは盗難のリスクを高めるからです。

旅行先では知らない人々と接触し公共の場所を移動することが多く、高価な品物を目立たせることは泥棒や詐欺師にとって魅力的な機会となります。さらに貴重品を紛失した場合、取り戻すことが難しいこともあります。万が一のために盗難保険も検討することをおすすめします。

カナダ留学への自分の持ち物リストを作成しよう

カナダ留学生イラスト

このブログを参考に、カナダへ持参するアイテムのリストを作成してみましょう。長年の留学エージェントとしての経験から、お客様から寄せられた質問やアドバイスを思い出しながら、皆さんの役に立つであろう持ち物の情報をまとめました。

「長期留学の場合でも、できるだけ最低限の荷物で済ませましょう」と言われても、どうしても荷物は増えがちです。持ち物を過剰に持って行っても不足して困ることはありませんし、持って来なくても困ることはありません。ほとんどのものはカナダで手に入ります。現地で購入する方が適していることもありますし、現地での購入も検討すべきです。

必須の持ち物は忘れずに必要か不要かで考えずに「安心できる」を基準に考えるとサクッと持ち物準備がスムーズにできるでしょう。必須な持ち物に加えて、日常的に使っているアイテムを持参することで、不安感をできるだけ軽減できる「安心できる」持ち物リストを作成してみましょう。

カナダ留学持ち物・サムネ

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